【ドジャース今季初黒星】佐々木朗希4回1失点の好投も初黒星——7回ロブレスキー崩れ2-4で敗戦

3月
LAD
MLB 2026 Game 4 · Dodgers vs Guardians

佐々木朗希、開幕登板4回1失点——最速99.5mphも援護なし
メシック6回無失点・7回の3失点が響き、2-4で今季初黒星

📅 2026.03.30 🏟 UNIQLO Field at Dodger Stadium(LA) ⚾ ドジャース vs ガーディアンズ 第1戦 👥 入場者数:52,173人
アリゾナ戦3連勝の余韻冷めやらぬ中、ドジャースが今季初の黒星を喫した。佐々木朗希は開幕初登板で4回1失点と及第点の内容を示したが、援護点ゼロのまま降板。7回にロブレスキーが3点を失い、打線は9回の反撃2得点も届かず4-2で試合を落とした。

2026年3月30日、UNIQLO フィールド アット ドジャー・スタジアム。開幕4戦目、ドジャースの日本人3投手が登板予定の注目カードが幕を開けた。1戦目にマウンドに上がったのは、春季キャンプで揺れに揺れた佐々木朗希。最速99.5mphの直球を武器に4イニングを1失点で切り抜け、「令和の怪物」がレギュラーシーズン初登板を踏みしめた。しかし打線はガーディアンズ先発パーカー・メシックの前に6回無失点に封じられ、クリーンアップ陣が揃って沈黙。7回にロブレスキーが3点を失い試合の行方が決まった。9回裏のムーキー・ベッツ適時打などで2点を返したが、反撃も届かず2-4で今季初黒星を喫した。

佐々木朗希が4回4奪三振1失点・78球の開幕登板——最速99.5mph、春の不安を払拭する内容も援護なく初黒星
パーカー・メシックが6回無失点5奪三振の快投——大谷・タッカー・ベッツ・フリーマンの主軸が4人合計3安打に沈む
7回にロブレスキーがバント処理を誤りピンチ拡大——ホスキンスの押し出し四球+シュニーマンの2点二塁打で3点失い試合決定
史上初:佐々木→大谷→山本、同一シリーズで3試合連続日本人先発——「MLBの歴史上、1チームが3連続で日本人を先発起用するのは初」
Final Score FINAL · LAD LOSS
CLE Cleveland Guardians
4
LAD Los Angeles Dodgers
2
TEAM
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
CLE
0
0
1
0
0
0
3
0
0
4
9
0
LAD
0
0
0
0
0
0
0
0
2
2
9
0
WParker Messick(1-0)
LRoki Sasaki(0-1)
11
佐々木 朗希
Roki Sasaki · SP · 2026 Season Debut
4回4安打1自責 ERA 2.25
投球回
4
奪三振
4
被安打
4
自責点
1
四球
2
投球数
78
Match Highlights
01
HIGHLIGHT 01
🟦 佐々木朗希、開幕初登板——最速99.5mphで「令和の怪物」復活の兆し
春季キャンプでは4試合先発で防御率15.58という壊滅的な数字を残し、開幕ローテ入りへの疑問符が絶えなかった佐々木朗希。だが今夜のマウンドは別人だった。1回表、先頭のスティーブン・クワンに3ボールから追い込んで三振を奪うと、2回は1・2番に単打を許すも後続を断つ。直球は最速99.5mphを計測し、この試合の全投手最速トップ3をすべて佐々木の球が占めた。ロバーツ監督が「レギュラーシーズンが始まれば集中力が増す」と期待した通りの滑り出しで、52,173人の観衆を沸かせた。
02
HIGHLIGHT 02
🟥 3回表:クワンの適時二塁打で先制——佐々木、要所は締めるも1点を失う
3回表にクリーブランドが動いた。ヘッジスが二塁打で出塁し送りバントで三塁へ。ここでクワンがライト右への鋭い当たり(二塁打)を放ちヘッジスが生還してCLE 1-0と先制。その後クワンの二塁打でデローターが歩き2塁1塁のピンチを迎えるも、佐々木はラミレスを3球三振、マンサルドをライナーアウトに仕留め最小失点で切り抜けた。先発としての「危機管理能力」が光った一幕だった。
03
HIGHLIGHT 03
🟥 7回表:ロブレスキー、バント処理ミスが命取り——3失点で試合が決まる
1-0で迎えた7回表、ロブレスキーは下位打線の連打に苦しんだ。ヘッジスとマルティネスの連続単打で無死一二塁。クワンのバントをロブレスキーが捌けず満塁。2死後、代打ライス・ホスキンスに0-2と追い込みながらスライダーが外れて押し出し四球(CLE 2-0)——今季のドジャース・ブルペンが初めて許した得点だった。さらにシュニーマンのセンター前2点二塁打(打球速度107.9mph)で4-0とリードを広げ、試合の大勢が決した。
04
HIGHLIGHT 04
🟢 9回裏:ベッツの適時打と意地の2点——9回2失点のスミスから食らいつく
万事休すかと思われた9回裏、ドジャースが意地を見せた。ムーキー・ベッツがクローザーのケイド・スミスからレフトへ鋭い二塁打(打球速度96.8mph・368ft相当)を放ちタッカーを生還させ4-1。フリーマンの内野ゴロで4-2と詰め寄るが後続なく万事休す。スミスが2つのワイルドピッチを投げるなど最後まで荒れたマウンドに活路を見出そうとしたが、開幕5試合目で初の逆転サヨナラは届かなかった。
現地の声(原文付き)
① ESPN(AP通信)——試合レポート 1
“Parker Messick tossed six scoreless innings and the Cleveland Guardians broke the game open with three runs in the seventh inning to beat the Los Angeles Dodgers 4-2 on Monday, spoiling the two-time World Series champions’ perfect start. The Dodgers were 3-0 after rallying in every game of their opening series against the Arizona Diamondbacks. But their offense mostly went cold, with Shohei Ohtani, Kyle Tucker, Mookie Betts and Freddie Freeman combining to go 3-for-16.”
「パーカー・メシックが6回無失点の好投を見せ、クリーブランドが7回の3点で試合を決め、ドジャースに4-2で完勝。2連覇中のドジャースの無敗スタートを阻んだ。ドジャースはアリゾナとの開幕シリーズを毎試合逆転劇で3連勝していたが、今夜は打線が沈黙。大谷・タッカー・ベッツ・フリーマンの主軸4人が合計3安打に終わった。」
https://www.espn.com/mlb/recap?gameId=401814746
② Dodgers Beat——佐々木の登板を詳細レポート 2
“Roki Sasaki’s first real test of the season was not perfect, but it was steady enough to leave Dodgers fans feeling a lot better than they did at the end of camp. After a spring full of uneven outings, Sasaki gave the Dodgers four-plus innings of competitive baseball Monday night against Cleveland… this felt like progress. Sasaki was still a little scattered at times, and the command was not sharp from start to finish, but he competed, recovered from trouble, and showed enough stuff to keep Cleveland from turning the game into a long night.”
「今季初の本番登板は完璧ではなかったが、キャンプ最終戦を終えた後よりドジャースファンを安心させるには十分な内容だった。春に不安定な登板を繰り返した佐々木が、月曜夜に4回強の”戦える野球”を見せた。所々で散らかった場面はあり、コマンドも最初から最後まで鋭くはなかったが、ピンチに気持ちで対応し、クリーブランドに大量点を与えなかった。今いるところから考えれば、確かな前進だ。」
https://dodgersbeat.com/dodgers-vs-guardians-recap-roki-sasaki/
③ CBS Sports——7回の崩壊と今季初ブルペン失点を報道 3
“Justin Wrobleski loaded the bases on consecutive singles to Austin Hedges, Martinez and Kwan. After two outs, pinch-hitter Rhys Hoskins fell behind 0-2 before Wrobleski missed with a slider, walking Hoskins and forcing in Hedges. It was the first run allowed by the Dodgers’ bullpen to start the season. Daniel Schneemann followed with a two-run double.”
「ロブレスキーはヘッジス、マルティネス、クワンへの連続安打で満塁を招いた。2死後、代打ライス・ホスキンスを0-2と追い込んだが最後にスライダーが外れて押し出し四球——これが今季ドジャース・ブルペンが初めて許した失点となった。続くシュニーマンに2点二塁打を浴びて4-0と突き放された。」
https://www.cbssports.com/mlb/gametracker/boxscore/MLB_20260330_CLE@LAD/
④ True Blue LA——佐々木に課せられたプレッシャーを分析 4
“Going out of their way to provide Roki Sasaki with the opportunity to find himself as a starting pitcher, the Dodgers offer him a spot in the Opening Day rotation. The reigning champs do that even if his spring training showing did little to lower the volume on those concerns… It’s under this outlook that Sasaki makes his season debut, dealing with the pressure of someone who probably has more to prove than any other player on this roster.”
「ドジャースは佐々木が自分自身を先発投手として見つけ直す機会を与えるため、開幕ローテの一角をわざわざ用意した。春季キャンプの結果が懸念を払拭するに程遠かったにもかかわらず、だ。こうした状況のもとで佐々木は開幕登板に臨む——おそらくこのチームのどの選手よりも多くのことを証明しなければならないというプレッシャーを背負って。」
https://www.truebluela.com/dodgers-scores-standings/112424/roki-sasaki-second-chance-season-debut
監督・選手コメント
DR
デーブ・ロバーツ監督(LAD)
試合前・佐々木の開幕登板への期待 ※CBS Sports / Field Level Media
“Right now, we’re going to run him out there. We’re going to support him as much as we can, and then give him some runway, and once his season starts, it’s about production.”
「今は彼をマウンドに送り続けるしかない。できる限りサポートして、走り出す余裕を与える。シーズンが始まったら、あとは結果だ。」——開幕前から佐々木への信頼を貫いてきたロバーツ監督の言葉。春の不振を経ても起用方針を変えなかった姿勢が今夜試された。
“The focus, once the season starts for every player, gets a little bit more heightened, and so that’s what I’m counting on. That’s what we’re all counting on.”
「シーズンが始まれば、選手全員の集中力は一段と高まる。それが私の期待していることだし、チーム全員が期待していることだ。」
Statcast Data
佐々木 最速球速
99.5
mph(約160km/h)
試合最速トップ3を独占
WPA 1位(試合全体)
+28%
(+28.1%)
P.メシック(CLE)
WPA 1位(LAD)
+13%
(+12.6%)1回2K無失点
T.スコット(LAD)
最高打球速度(LAD)
108.3
mph(xHit .640)
M.ロハス——惜しくもアウト
最高打球速度(CLE)
107.9
mph 2点二塁打
D.シュニーマン(CLE)
xBA(LAD)
.247
期待打率(33打数)
実安打9本 / xBA .247
xBA(CLE)
.267
期待打率(35打数)
実安打9本 / xBA .267
歴史的記録
MLB初
同シリーズ3連続
日本人先発 佐々木→大谷→山本
📊 Statcast分析メモ

LAD・CLEともにチームxBAはほぼ拮抗(.247 vs .267)しており、打球の質は互角だった。しかし最大の差は「得点効率」——ロハスの108.3mphライナーのように、LADはxHit 64%の打球を3つ以上作りながらアウトになった場面も多く、ヒットが繋がらない展開が続いた。一方、シュニーマンの107.9mphは2点二塁打となり結果に直結。ロブレスキーのWPAが今日の最大の落ち込み要因(-11.3%)となり、スコットの+12.6%が唯一の光明だった。

ボックススコア(LAD)
Batting
打者 POS AB H RBI BB HR SB AVG OPS
大谷 翔平 DH 4 1 0 0 0 0 .167 .579
K. Tucker RF 4 1 0 0 0 0 .200 .561
M. Betts SS 4 1 1 0 0 0 .200 .761
T. Hernández LF 4 1 0 0 0 0 .143 .286
F. Freeman 1B 4 0 1 0 0 0 .188 .485
A. Pages CF 4 2 0 0 0 0 .286 .786
M. Muncy 3B 3 1 0 0 0 0 .250 .705
M. Rojas 2B 3 1 0 0 0 0 .444 1.000
D. Rushing C 2 1 0 0 0 0 .500 1.000
↳ W. Smith PH/C PH/C 1 0 0 0 0 0 .250 1.000
Team Total 35 9 2 0 0 0
Pitching
投手 IP H R ER BB K NP ERA
佐々木 朗希 L 4.0 4 1 1 2 4 78 2.25
T. Scott 1.0 1 0 0 0 2 16 0.00
J. Wrobleski 4.0 4 3 3 1 2 60 6.75
Team Total 9.0 9 4 4 3 8 154
まとめ
🇯🇵
佐々木朗希、開幕登板で「前進」を示す
春のキャンプ防御率15.58から一転、4回1失点・最速99.5mphの投球でドジャース首脳陣と52,173人のファンに可能性を示した。今後の課題は制球の安定性と球数を抑えた長回り。次回登板は敵地トロントが予定されている。
💥
7回のブルペン崩壊が痛すぎた
ロブレスキーのバント処理ミスから始まった7回の3点は、今季ドジャース・ブルペン初の失点にして最大の失点回。スコットの+12.6%WPAが今夜の唯一の光明だった。ロブレスキ ERA 6.75は今後の課題として残る。
📊
打線は「質」より「タイミング」の問題
チームxBA .247はCLEの.267と大差なく、打球の質は互角。ロハスの108.3mphがアウトになるなど不運な面もあった。大谷・タッカー・ベッツ・フリーマン主軸の4人合計3安打は本来の姿ではなく、今後の調子上昇が鍵となる。
📋
次戦:3月31日(火)大谷翔平、今季初の投手登板
翌日はMLB史上初の「同一シリーズ3連続日本人先発」の2戦目。大谷翔平(1-1 ERA 2.87)が今季初めてマウンドに立つ。ガーディアンズはタナー・ビビーが先発予定。日米注目の一戦となる。
Guardians Series · Game 1
ガーディアンズシリーズ第1戦:0勝1敗
今季通算:3勝1敗
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かぴまる|MLB現地通信
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