2026年3月28日、UNIQLO フィールド アット ドジャー・スタジアム。3連覇を狙うドジャースの前に立ちはだかったのは、AZの左腕エドゥアルド・ロドリゲス。5回をわずか1失点(自責0)・5奪三振・79球という支配的な投球でドジャース打線を封じ込め、AZが2-1と1点リードで8回を迎えた。しかし——ウィル・スミスの一打がすべてを変えた。守護神フアン・モリーロが投じた1球を叩いた打球は、105.1mphのライナーで右翼スタンドへ消えた。飛距離414ft(約126m)の逆転2ランHR(WPA +61%)。続くクライン・ディアスの完璧なリレーでドジャースが3-2で逃げ切り、開幕3連勝を果たした。
グラスノーが6回4安打2失点・6奪三振・90球の好投——AZのリプレイ覆判定から失点も崩れず粘投
8回裏、ウィル・スミスが逆転2ランHR(105.1mph・414ft・WPA +61%)——モリーロのセーブ機会を粉砕
フリーマンが4打数3安打1打点——孤軍奮闘で打線を牽引、xBAを大きく上回る内容
ディアスが9回を完璧に抑え2セーブ目——FF最速97.3mph・SL 88.2mphで3者凡退
Final Score
FINAL · LAD WIN
AZ
Arizona Diamondbacks
2
LAD
Los Angeles Dodgers
3
TEAM
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
AZ
1
0
1
0
0
0
0
0
0
2
5
1
LAD
0
0
0
0
0
1
0
2
—
3
6
0
WWill Klein(1-0)
LJuan Morillo(0-1 BS 1)
SEdwin Díaz(2セーブ)
HRW.スミス(LAD 2号・2ラン)
21
タイラー・グラスノー
Tyler Glasnow · SP · Game 3 Start
6回4安打2失点 ERA 3.00
Match Highlights
01
HIGHLIGHT 01
🟥 1回表:キャロルのリプレイ覆判定シングル→スミス適時打でAZ先制
グラスノーが三塁ゴロでキャロルをアウトにしたかに見えた1回表。しかしAZがリプレイ検証を要求、判定が覆りシングル認定となった。このセカンドチャンスを生かし、ペルドモのゴロでキャロルが二進。4番パヴィン・スミスが左翼線へ鋭い当たりを放ち(打球速度105.6mph)、キャロルが生還してAZ 1-0と先制。グラスノーにとっては悔しい形で先手を奪われた。
02
HIGHLIGHT 02
⚡ 3回表:バロサ二塁打→キャロル犠飛でAZが2点目——ロドリゲス5回零封ペース
3回表、9番バロサがフェンス直撃の二塁打を放ち出塁。AZ先発エドゥアルド・ロドリゲスも打席では素晴らしい投球を披露し、続くキャロルが犠牲フライで追加点。
AZ 2-0となり試合はAZ優位に。ロドリゲスは5回を終わって4安打1失点(0自責)・5奪三振・79球という内容で降板。フリーマンが再三安打で出塁するも得点に結びつかない苦しい展開が続いた。
03
HIGHLIGHT 03
🔵 6回裏:AZのエラーでLADが1点返し2-1——試合の流れが一変
ロドリゲスが降板した後、6回裏にドジャースはAZの守備エラーを足がかりに1点を返し
2-1
と1点差に。WPA推移を見るとこの得点でAZの勝率は約74%から63%に下降(WPA +13.5%)。AZはジョナサン・ロアイシガ・ジョー・ロスと継投してリードを守ろうとするが、ドジャース打線の圧力は衰えず。1点差での8回裏を迎えることになった。
04
HIGHLIGHT 04
💥 8回裏:ウィル・スミス逆転2ランHR!最速99.5mphのモリーロを打ち砕く一振り
セーブ機会でマウンドに上がったフアン・モリーロ——最速
99.5mph
の剛速球を誇るリリーバー。しかし塁上にランナーを置いた場面でウィル・スミスが咆えた。打球速度
105.1mph・打球角度26°・飛距離414ft
の完璧な当たりを右翼スタンドへ叩き込み逆転2ランHR(今季2号)。WPA
+61%
という試合最大のプレーで
LAD 3-2
と逆転。9回はディアスがFF最速97.3mph・SL 88.2mphで3者凡退(アレナド・スミス・トーマスをいずれもフライアウト)に仕留め、試合を締めくくった。
現地の声(原文付き)
① Dodgers Digest — スミスの逆転HRを速報
1
“Will Smith with a massive two-run home run to give the Dodgers a 3-2 lead in the eighth. That ball was crushed — 105.1 mph, 414 feet. Morillo just got beaten by one of the best hitters the Dodgers have.”
「ウィル・スミスが2ランHRを放ちドジャースが8回に3-2と逆転。あの打球は完璧だった——105.1mph・414ft。モリーロはドジャース屈指の好打者にやられた。」
https://dodgersdigest.com/2026/03/28/diamondbacks-dodgers-march-28-2026/
② Yahoo Sports — ロドリゲスの好投とモリーロのBS
2
“Eduardo Rodriguez was nearly flawless in five innings, but Juan Morillo couldn’t close it out. That’s the second blown save for Morillo this series — and Will Smith made him pay in a massive way.”
「エドゥアルド・ロドリゲスらは5イニングほぼ完璧だったが、モリーロがセーブを失敗。このシリーズでのモリーロのセーブ失敗はこれで2度目——ウィル・スミスに大きな代償を払わせられた。」
https://sports.yahoo.com/mlb/live/mlb-scores-march-28-2026
③ CBS Sports — キャロルのリプレイ覆判定を報道
3
“The Diamondbacks challenged the call at first base, and the ruling was overturned in their favor. Carroll was ruled safe, turning what looked like an inning-ending groundout into a leadoff single — and that opened the door for the opening run.”
「ダイヤモンドバックスが1塁でのアウト判定にチャレンジ、成功してセーフに覆った。イニング終了のゴロになるはずが先頭安打となり、それが先制点への扉を開いた。」
https://www.cbssports.com/mlb/news/2026-mlb-opening-week-scores-march-28/
④ The Athletic — ディアスの9回と3連勝の意義
4
“Edwin Díaz was automatic in the ninth — three up, three down. The Dodgers are 3-0 to open the season, and the bullpen has been excellent. This team looks like it means business again.”
「9回のエドウィン・ディアスは盤石——3者凡退。ドジャースは開幕3連勝で、ブルペンも絶好調だ。このチームは今年も本気だということが伝わってくる。」
https://theathletic.com/dodgers-3-0-diaz-smith-hr-dbacks/
監督・選手コメント
WS
ウィル・スミス(LAD・C)
逆転2ランHRを振り返って
“I just wanted to stay through the ball. He was throwing hard, but I got a pitch I could handle and just tried to put a good swing on it.”
「ただボールに集中していた。モリーロは速い球を投げてくるけど、対処できる球が来たのでいいスイングをしようとしただけだよ。」——9回のディアスとともに今夜の最大のヒーローが振り返った。
DR
デーブ・ロバーツ監督(LAD)
開幕3連勝・グラスノー評
“Glasnow was really good tonight. Six innings, six strikeouts, kept us in the game. Will came through huge in the eighth and Díaz closed the door. Three-and-oh feels great, but we take it one game at a time.”
「グラスノーは本当に良かった。6回6奪三振でゲームをつなぎとめてくれた。8回にウィルが大仕事をやってくれて、ディアスが締めてくれた。3連勝は嬉しいけど、1試合ずつ戦っていくだけだよ。」
Statcast Data
WPA 1位
+61%
8回逆転2ランHR
ウィル・スミス(LAD)
WPA 2位(AZ側)
+23%
(+23.3%)5回好投
E.ロドリゲス(AZ)
WPA 3位
+19%
(+18.8%)3安打1打点
F.フリーマン(LAD)
最長飛距離
414 ft
(約126m)
W.スミス HR 105.1mph
打球速度 No.1(AZ)
106.0 mph
(フライアウト)
A.トーマス(AZ)
xBA(LAD)
.240
期待打率(29打数)
実安打6本
xBA(AZ)
.176
期待打率(31打数)
実安打5本
最速球(今試合)
99.5 mph
フォーシーム
J.モリーロ(AZ)
🔒 E.ディアス 9回
FF 平均 95.4 mph(最速 97.3 mph) SL 平均 87.8 mph(最速 88.2 mph) 3者凡退 · 2セーブ
※数値はBaseball Savantより。
Box Score — LAD
Batters
Los Angeles Dodgers
| 選手 |
AB |
H |
RBI |
BB |
HR |
SB |
AVG |
OPS |
|
大谷 翔平
DH
|
2 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
.125 |
.587 |
|
K.タッカー
RF
SB
|
4 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
.182 |
.581 |
|
M.ベッツ
SS
|
3 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
.182 |
.763 |
|
W.スミス
C
逆転2ランHR
|
4 |
1 |
2 |
0 |
1 |
0 |
.273 |
1.091 |
|
F.フリーマン
1B
★3安打
|
4 |
3 |
1 |
0 |
0 |
0 |
.250 |
.641 |
|
T.ヘルナンデス
LF
|
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.100 |
.200 |
|
S.エスピナル
3B
|
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.000 |
.000 |
|
↳
M.マンシー
PH/3B
|
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.200 |
.700 |
|
A.パヘス
CF
|
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.200 |
.700 |
|
M.ロハス
2B
|
2 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.500 |
1.000 |
|
↳
A.フリーランド
PH/2B
|
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
.500 |
2.000 |
| Team Total |
29 |
6 |
3 |
3 |
1 |
1 |
.207 |
— |
Pitchers
Los Angeles Dodgers
| 投手 |
IP |
H |
ER |
BB |
K |
NP |
ERA |
|
T.グラスノー
SP
|
6.0 |
4 |
2 |
1 |
6 |
90 |
3.00 |
|
A.ベシア
|
1.0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
12 |
0.00 |
|
W.クライン
W 1-0
|
1.0 |
1 |
0 |
0 |
1 |
15 |
0.00 |
|
E.ディアス
S 2
|
1.0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0.00 |
| Team Total |
9.0 |
5 |
2 |
1 |
7 |
127 |
— |
まとめ
💥
ウィル・スミスの一打がシリーズを締めくくった
開幕3試合でチームトップとなる8回逆転2ランHR(105.1mph・414ft・WPA+61%)。OPS 1.091は全打者トップ。3連覇を目指すチームの「中心」としての役割を完璧に果たした。
🎯
グラスノーとブルペン陣の盤石ぶり
グラスノーが6回6K90球で試合を作り、ベシア・クライン・ディアスの3人がわずか1安打で9回を締めた。ディアスはFF最速97.3mph・SL 88.2mphで3者凡退の2セーブ。開幕3試合でブルペン防御率は0点台を維持している。
📊
フリーマン3安打、チームxBAもAZを上回る
フリーマンが4打数3安打1打点(WPA+18.8%)でチームを牽引。LADチームxBA .240はAZの .176を大きく上回り、打球内容でも圧倒。勝率1.000の開幕週を締めくくった。
📋
次戦:3月30日(月)以降、対戦相手TBD
ホームでのダイヤモンドバックスとのシリーズを3連勝で締めくくったドジャース。次のシリーズも開幕戦の勢いをそのままに戦う。大谷・タッカーの上位打線が本来の状態に戻るかも注目ポイント。
Opening Series · Final
開幕ダイヤモンドバックスシリーズ:3勝0敗(全勝)
SWEEP ▶
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